業務内容を合同企業説明会でしっかり伝える。社員の声を活かした処遇改善で離職も防止!
総務部 部長 鈴木 伸和
御社はOSAKAしごとフィールドの合同企業説明会を利用してくださっています。利用のきっかけや利用された感想をお聞かせください。
鈴木氏:当社は何か物を造っているわけでもなく、建築物などの非破壊検査という技術サービスを提供している会社です。そのため、いろいろな媒体で求人を出しても、「何をしているのか伝わりにくい」ということが課題でした。その点、合同企業説明会はより近い距離で説明し伝えることができますので、それがメリットだと思い利用させていただきました。費用面からも利用しやすいですし、とにかくスタッフの対応が良いことに満足しています。
ありがとうございます。現在の課題は何でしょうか。また、「企業診断」も受けていただいていますが、結果を見られて新たな気づきなどはありましたか?
鈴木氏:やはり応募者が少ないということが課題です。興味は示していただけるのですが、なかなか面接までたどり着きません。「企業診断」からは「環境整備」にも力を入れていかなければならないという気づきがありました。ただ、一定の仕事量がある中で人員が少なければ一人あたりの負担も増えてしまうので、まずは人員を増やさないことには働き方改革も難しいです。そこが悩ましいところですね。
確かに採用に関する課題はあるようですが、御社は入社されれば定着はされるようですね。離職防止のために取り組まれていることはありますか?
鈴木氏:ここ5~6年で給与などの条件面は改善しましたし、各種手当も充実させています。特に当社の業務は出張が多いので、出張時の食事代も会社で負担するなど、できるだけ手厚くしています。こういったことは離職率低下につながっているのではないでしょうか。また、業務的に忙しい時期と余裕のある時期がありますので、昨年から夏季・冬季に有休とからめて長期休暇をとることを推奨しています。世間のお盆休みや年末年始からずらすことができますので、その時期に旅行などに行けるのは喜ばれていると思います。
定着率を上げるためのポイントだと思われていることは何でしょうか。また、今後取り組みたいことがありましたらお聞かせください。
鈴木氏:雑談程度でもいいので社員の話を聞き、社員の望むことを反映することは大事だと思います。当社も会員制の福利厚生施設の利用などを検討したいと思っています。また、より良い環境づくりのために人材確保は必須ですので、今後も採用につながるようなOSAKAしごとフィールドのサービスはぜひ利用させていただきたいと思います。