他社との差別化になる“自社の魅力”をアピール。合同企業説明会と“お試し採用”で雇用を実現!
人事部 人事育成課 課長 岡本 幸太
御社は、創業の地である池田を中心に、いわゆる“北摂地域”に寿司と和食の店を展開されていますが、近年は一般的に飲食業界の人材確保は難しいと聞いています。
岡本氏:そうですね。当社は求人サイトを使って新卒・中途ともに採用はできていましたが、もっと応募者の母数を増やし、幅広い人材に出会いたいと思っていました。そこで、2019年秋に初めてOSAKAしごとフィールドで「企業まるごと大相談会」に参加しました。高校生採用、応募者を増やす方法など、さまざまなテーマのセミナーを1日で受講できたのがよかったです。
OSAKAしごとフィールドのサービスを利用される中で、新たな気づきや変化などはありましたか?
岡本氏:はい。「企業診断」を受診したところ、「30代の人材が少ないこと」が課題だと思っていましたが、「若手に自社の魅力をアピールできていないこと」が課題だと言われたことが新たな気づきでした。これまで当社は“社風”や“人”を魅力として打ち出してきましたが、それでは他社と差別化できないと「ワークアップ計画」でも指摘されましたので、地域密着型で“地元で働けること”や、調理師には“独立支援制度があること”などをアピールするようになりました。
具体的な成果につながったセミナーやマッチングイベントなどはありましたか?
岡本氏:「天下一合説」は関西の中小企業に絞られているのがいいですね。当社のような飲食業の中小企業でもたくさんの方に着席してもらえました。また、「有償OJTプログラム」を活用して1ヶ月間のお試し採用をしたところ、1名の雇用につながりました!お試し採用は雇用側・求職者側の両方にメリットがあるので、今後も続けていきたいですね。
合説で成果を出すポイントがあれば教えてください。また、今後、取り組みたいことはどのようなことでしょうか。
岡本氏:合説に呼び込みのスタッフを連れて行ったところ、「チラシを配っていた人が楽しそうに仕事をしていたのでそこに惹かれた」と後で言われましたので、元気なスタッフに協力してもらうのはポイントですね。当社はもともと「人づくり」を経営理念に掲げている会社ですので、今後は人材育成に関するセミナーなどもぜひ活用させていただき、良いサービス・おもてなしのできる人材を育てていきたいと思います。