高校生採用のタイミングと学校訪問のノウハウを学び、採用者数増加
株式会社ビューティサロンモリワキ
取締役部長 森脇由和
今年度の高校生採用の取り組み状況についてお聞かせください。
森脇氏:今年度の高校生採用では、1次募集で目標人員が充足できず困っていたところ、偶然OSAKAしごとフィールドの高校生セミナーをインターネット上のHPで見つけました。オンラインで受講できるので、早速そのセミナーを受講したところ、高校生採用に「2次募集」があるのを知りました。その後、得た知識を元に、近隣の関わりがなかった学校に訪問や書類送付、架電を行いました。結果、2名の採用に繋がりました。
今までは、どのような採用の取り組みをされていたのですか?
森脇氏:従来、高校生については、大阪府外の学生を中心に採用していました。毎年求人票公開シーズンの7月頃になると、西日本を中心に中・四国や九州の学校訪問をしています。コロナ前は採用の7割が府外出身者で、毎年10名ほど継続して採用できていました。
1次募集で希望の人数が採用できていた為、特に対応を変更することなく継続しておりましたが、コロナ禍1年目に移動が制限された影響もあり、4名しか採用できず、何か方法を変えないといけないなと思っておりました。
OSAKAしごとフィールドを活用してみていかがでしたか?
森脇氏:高校生採用セミナーで得た知識で効果的だと感じたのは、学校訪問のタイミングや、どのように学校の先生と接したら良いかといった、すぐに使える情報でした。今年の高校生採用セミナーでは、資料には掲載されていない情報も沢山あり、講師の方が参加者だけに教えてくれた内容が、特に実践的で良かったと思います。このようなセミナーを無料で受講できて良かったです。
貴社ではその他、高校生採用やその後の定着・育成に向けてどのような取り組みに力を入れておられますか?
森脇氏:高校生を採用するにあたり、当社が特に気をつけているのが、本人のメンタルケアと保護者の方に薦めてもらえる職場でありたいという点です。元々、府外出身者が多いため、社員寮や食事などを用意しております。毎年継続して採用を行っているため、年齢の近い先輩がそばに居てフォローできる環境があるということも、定着に繋がっているのではないかと思っています。今後はより一層フォロー体制を強化したいと考えています。
来年度以降の採用活動の予定をお聞かせください。
森脇氏:来年度も1次募集で充足できなかった場合は、継続して2次募集も行っていきたいです。特に、近年言われている人材不足が美容業界においても深刻であり、採用するにあたっても採用後のミスマッチが起こらないようにするのが、今後の課題と感じています。高校生を採用するにあたって、業界のイメージをよりクリアにするために、今年はインターンシップを実施する予定です。
最後に、OSAKAしごとフィールドに対して、ひとことお願いします。
森脇氏:今後も、得た知識を元に行動し結果を出すことが、講師の方や運営の方の恩返しになると思っています。引き続き利用したいと考えております。