OSAKAしごとフィールド
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採用担当者が積極的に大学へアプローチ。
社内改革も推進し、より魅力的な企業へ進化!

社員が笑顔になった

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池田産業株式会社 
総務部 係長 土井 一真
代表者:池田 悦洋/本社所在地:大阪府東大阪市本庄西2-2-31/創業:1961年/従業員数:45名/業種:卸売・小売業
ベアリングをはじめとした各種精密機械部品の専門商社。長きにわたり大手メーカーとのパイプを築いていることや、卸売と直接販売の両方を手掛けていることが強み。

御社がOSAKAしごとフィールドを知ったきっかけは何だったのでしょうか。

土井氏:私はもともと某メーカーで半導体の設計をしていましたが、「新しい事にチャレンジしたい」という思いが強くなり、二十数年勤めた会社を退職しました。その後自身のキャリアプランを再構築していく中で「採用」という分野に興味を持ち当社の求人に応募。最終面接での当社社長との出会いをキッカケに「社長のもと、池田産業を一緒に盛り上げていきたい」と強く感じ当社に入社、現在4シーズン目の採用活動を展開中です。その間、人事・採用を中心に社員の教育研修や総務業務全般、直近では働き方改革にも取り組んでいます。その中、金融機関からの紹介でOSAKAしごとフィールドを知りました。

OSAKAしごとフィールドのどんなサービスを利用されましたか?また気づきや成果はありましたか?

土井氏:2019年10月に「ドリームマッチジョブフェア※」に参加したのが最初です。それまでは大学主催の学内合同企業説明会・学内個別企業説明会、交流会を中心に採用活動を展開してきましたが、より多くの求職者との出会いを増やすため、昨年より外部機関のイベントにも参加し始めました。今回のドリームマッチジョブフェアでは、たくさんの求職者の方に当社へ興味をしめしていただき、海外からの留学生とも多くお会いでき、幅広い人材と出会える場だと感じました。※ドリームマッチジョブフェア:2019年10月開催の大阪府と金融機関の連携による大規模な合同企業説明会。

では、採用や人材育成のために御社独自で取り組み、成果があったことがあれば参考にお聞かせください。

土井氏:新卒に関しては、過去3シーズン、有料のWEBの求人サイトによる求人広告は行っておりません。それは、近年どの企業も人材確保が命題となっており、求人件数が飽和状態となっているため、有料の求人広告を掲載しても必ず応募がくるとは限らないからです。採用の分野に本格参入した日が浅い当社はなおさらです。
まずは採用基盤を構築するため、採用担当の私を覚えていただき、池田産業の名前、事業内容、魅力を知っていただくことから始めようと、初年度は大学のキャリアセンターを40〜50ほどまわりました。それも複数回。資料を送付すれば効率よく求人を配信できますが、あえて足を運び当社の採用活動に対する想いをお伝えすることで徐々に各大学との信頼関係を結ぶことができ、毎年優秀な人材を採用できています。そして、その優秀な人材がより良い社会人生活をスタート出来るよう、当社では入社前研修(モバイル研修)にも力を注いでいます。これからも、新たなアイデアを盛り込み当社独自の採用ブランディングを進めていきたいと考えています。

御社は業務・就業環境の改善、福利厚生にも力を入れていると聞いています。

土井氏:「社員にとって何が良いか」を考えてルール作りや環境整備をし、業務フローの見直し・標準化、及びRPAをはじめとした先進IT機器の積極的導入等の業務環境改善、就業条件の改善、社員の食事や休憩所としてのカフェルームの新設、ドリンクサーバーの設置や100円のお惣菜提供などの福利厚生の充実と、あらゆる面で改革を推し進めてきました。より強い企業をつくるために、引き続き採用・人材育成にも力を入れていきますので、OSAKAしごとフィールドのセミナーやマッチングイベントも活用させていただきたいと思います。今後もアドバイザー的なものを期待しています。

取材:2020年3月
(取材・文/山王 かおり、 撮影/村中 秀央(株式会社Shin-Ka)、 編集/米澤制作事務所)
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